自閉症の少年を助けたことで、特殊な能力が芽生えた4人の少年たち。心で語り合う能力や、心に描いたものがある方向を指し示す能力、心にカギをかける能力などだ。
大人になってから再開する仲間たち。そして、あの、自閉症の少年がたった一人で戦っていた「敵」と遭遇する。あの能力は、「敵」と戦うためのものだったのだ。
「敵」はかなりの気持ち悪さ。
序盤の流れは、一歩間違えば非常にワクワクする展開になりそうなのだが、そこはやはりスティーブン・キング。最後はやっぱり、後味悪い結果になってしまって、「なんでこんなメチャクチャにしちゃうんだよ!」と言いたくなるが、よく出来たストーリーと言えるだろう。
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