肉が溶けるダイエットがあるらしい。なんて恐ろしそうな話だ。
強酸の風呂に入って、じゅう、うぎゃぁぁ。に、肉が!
うむ、それはダイエットというよりは拷問だ。よくよく調べてみると、ダイエット用の粉のことらしい。なあんだ。大げさな。
しかし、ステーキ肉に粉をふりかけて肉が恐ろしいほどに溶けている写真を見るとなんだか真実味がある。結構売れているらしく、最近はかなり安くなっているようだ。約2000円。60袋入りで、一日2袋飲むとして30日分か。
というわけで、半ばネタの一つとして購入することにした。効かなかったら、それはそれでネタになるだろう。ふふふ。
現在注文中なので、届いたらまた続きのレポートを書くことにする。
肉が溶けるダイエットはこちら(←新しくウインドウが開きます)
8/20にモノが届くようです。私の一世一代のだまされっぷりを見せてやる。
およそ検討などという言葉からは遠くかけ離れた検討編。ネタになりそうで面白いからやってみようという考えのもとに実行だ。また私の中のバカが騒ぎ出しやがったぜ。
まずは、肉が溶けるダイエットの正体を見てもらおう!
あ。まちごた。本物はこっちだ!
真っ白な箱に宅配便の送り状が貼り付けてあるだけのシンプルな姿。決して「やせ薬です。こいつやせ薬なんか買ってやがります」などと明記してはいない。安心できる外見と言えるだろう。しかし、そう書いてあったらそれはそれで面白いのだが。
箱を取り出してみる。おお、これは通販サイトで見たあの姿そのものだ。当たり前か。想像してたより小さく10cm×10cmの奥行き5cmといったところ。まあ、箱はどうでもいい。
ぼけてしまっているが、成分表示だ。メーカー小売価格が4800円と表示されている。それが今は2000円。まあ、ダイエット用品が安くなるのはよくあることだ。
そしてついに開けてみる。銀色の包みがぎっしりだ。何の色気もねえ。なくてもいいか。
これがステーキ肉をどろどろに溶かす凶悪な粉なのか。ステーキ肉を溶かすくらいなら私にくれと言いたい。焼き方はミディアムにしてくれと言いたい。和風ソースでお願いしますと言いたい。
飯を食ったあと、水を用意し、肉溶けダイエット粉を一袋飲んだ。「俺は人間をやめるぞ!」と叫びながら飲んだ。嘘だが。
味はほんのりフルーツ味。特にうまくもないがまずくもない。飲むのに苦にならない程度の味と言っておこう。
まず最初におなかのあたりがぬるぬるしているのに気がついた。溶けていた。続いてふともものあたりもどろどろに溶けていた。気がつくと体全体が溶けていて、もはや助けを求めることも出来なかった。<つづく>
ハッ(現実に戻る音)飲んだ後、当たり前だが特に変化はない。とりあえずは一ヶ月くらい続けないと効果もわかんないんだろう。
一ヵ月後、効果が出たら「やせたあ」と言って喜びたい。効果が出なくても「だまされたあ」と言って喜びたいと思う。
続きは一ヵ月後ということで、ここでいったんレポートを終わる。
※肉が溶けるダイエットは本当は「Super青パパイヤダイエット(別ウインドウが開きます)」というちゃんとした名前がついています。